2011/02/22(Tue)
ギター・アンプ(アテネのトランス搭載)
Jim MarshallはFender BassMan(5F6E)の回路をほぼデッドコピーして、JTM-45ヘッドを作りました。
それらは半世紀も前の回路なのに、いまだに多くのギタリストから根強い支持を得ている。
本家メーカーより、それぞれリイシューモデルも発表されているし、いくつかの小さなメーカーからは、当時の仕様によりこだわった高価なアンプとして作られ販売されている。
これらのアンプをリスペクトしつつ、現在入手可能な部品類を吟味・選択し、丁寧に手作業で製作をし、よりギタリストに愛されるアンプを作ることにした。
トランス類も全て、仕様に合わせ設計・製作を依頼 特にアウトプットトランスは、今までにない満足のいくものとなった。
かなり低音域の粘り強さが加わり、それぞれ3つのトーンポットが素直に効いてくれる感じに仕上がった 今回製作したものは、背面のスイッチにより、オリジナルのフィックスドバイアスからカソードバイアスに変換ができる。
また、B電圧の設定を工夫し、出力管をEL34から6L6、6V6等にバイアスポットを少し設定し直すだけで変更ができる。
その結果、ギタリストにとってオンリーワンのアンプとなる。(製作者のコメント)